天気痛ってご存じですか?症状や対策とは?
わたくしごとですが、ここ数日間謎の体調不良に悩まされておりました。
まず頭痛から始まり、肩こり、首のこり、吐き気、異常な眠気、脱力感・・・。
元々、肩こりからくるひどい頭痛持ちではあるのですが、頭痛薬を飲んでも、強めのシップを貼っても治らなかったです。
最終的にどうやって治したかというと、何もせずただひたすら「寝る(横になる)」ことでなんとか回復しました。
連休中だったので病院には行っていません。
結局原因が分からないまま治ったので「謎の」と付けましたが、もしかして「天気痛」も考えられるかも?と思ったので今回はそのお話です。
天気痛とは?
天気痛とは、「気圧や天気の変化に起因する体の不調のことで、頭痛や関節痛、肩こりや腰痛など様々な症状があります。」
ということで、日本人の約6割が天気痛の自覚があり、女性は約8割が天気痛持ちなんだそうです。
梅雨などの気圧の変化が激しい時期に起こりやすいですね。
人間の体も自然の一部ですから、天気の変化とともに体調も変化するのは不思議なことではありませんが・・・
やはり天気が悪くなるたびに体調も悪くなるのは耐えられませんよね。
なぜ天気痛が起こるのか
気圧の変化で人間はストレスを感じるため、それに対抗しようとして自律神経が活性化すると言われています。
特に台風のときや、気圧が下がるときに不調を訴える人が多いようです。
都道府県別で見てみると、台風接近時に体調不良を起こす人の割合は、台風接近・上陸の頻度が多い「太平洋側」の地域に多い傾向があることもわかっています。
また、「耳が敏感な人がなりやすい」とも言われているようですよ。
乗り物酔いしやすい人や、めまいがある人なんかは要注意です。
ちなみに「体に元々悪い箇所がある人」も、天気が悪い時に症状が出やすくなると思います。
たとえば元々頭痛持ち、肩こりがある、関節痛持ち、などがある人は、自律神経が乱れると同時に普段痛いところが余計に痛くなったりします。
どんな症状が多いか
症状第1位は頭痛!
天気痛持ちの半数以上、女性は約6割が頭痛の症状があるそうです。
やはりといった感じです。
次に多いのは肩こり。
そして首のこり、関節痛が多く、そのほかは眠気、吐き気、腰痛、めまい、むくみなど・・・
実に多くの症状がありますね!
予防と対策は?
まず日本人が予防としておこなっていることは以下の通りです。
- 天気予報をチェックする
- 運動・ストレッチをする
- 特に何もしていない
「特に何もしていない」という人は4人に1人ということなのですが、上記にはない予防策を2つご紹介したいと思います!
簡単なことなら実践したほうがいいですからね♪
①耳のマッサージ
・両耳をつまみ、前、うしろ、真横、上、下の方向にそれぞれ5秒ずつ引っ張る。
・両耳を手のひらで覆い、うしろにゆっくり5回まわす。
これだけ!
つまむ箇所は、耳たぶ、耳の真ん中付近、耳の上部、3か所です。
これで血流が良くなります。
耳を引っ張るというのは、朝目覚めたときにやるのも効果的と言われています。
スッキリするんですよね。
簡単なので出来るだけ習慣づけておくと、体のバランス感覚も整いますよ♪
②体に良い食材をとる
●ビタミンB群を多く含む食材●
豚肉、ウナギ、玄米、枝豆、ピーナツ、レバー、納豆
●亜鉛を多く含む食材●
牡蠣、ごま、海藻、あわび、たらばがに、するめ、豚レバー、牛肉、卵、チーズ、高野豆腐、納豆、えんどう豆、切干大根、アーモンド、落花生
●マグネシウムを多く含む食材●
アーモンド、豆腐、そば、海苔、ひじき、キノコ類、ほうれん草、サバ、ごま、鮭、カボチャの種
上記の栄養素を含んだ食材を意識的に摂っていると、天気痛のストレスを軽減してくれるようです。
また、脳や神経を正常に保つ働きがあり、痛みや自律神経を整えるのに効果的です!
個人的に素焼きのナッツがオススメです!
おやつ代わりにもなりますし、手が汚れずわりとどこでも気軽に食べられますよね♪
まとめ
天気痛に限って言うと、日本人は週に2.2日、症状が出るそうです。
あきらめて症状とうまく付き合っていくという人も多いのですが、簡単に予防できることはやっていきましょう。
私もしばしば体調不良に悩まされておりますので、頭痛や気分の落ち込みなどはたくさん経験しております!
どうしようもない時は薬に頼りますが、痛み止めばかり飲んでいても根本的に治りませんし、鎮痛剤によるさらなる痛みも出てきたりしますからね。
東洋医学的な見方から言っても、「予防する」「免疫力を上げる」ということが大事になってきますので、普段から体調を整えることを意識したいですね!
天気痛だけではなく、長く健康でいるためには必要なことですからね♪