老犬にとって快適な生活環境とは?試行錯誤の結果・・・
犬を飼っている人たちに訪れる「老犬介護」。
私も現在14歳のトイプードルのお世話をしています。
7歳くらいの時に両目が見えなくなって以来、鼻と耳、あとはさまざまな感触をたよりに生活していますが、目が見えないとは思えないくらい上手に歩きます(*^^*)
最近は14歳になったこともあり、耳がかなり遠くなり、動きもスローペースになりました。
そんな中でも、お気に入りのソファにはまだまだジャンプして上がれますし、トイレも成功の確率が高いです。
とてもお利口さんです♪
できるだけ犬にストレスをかけないように、快適な空間を作りたいと思い、以下のようなことに気を付けています。
- 快適な寝床
- 家具の配置
- トイレの場所
- ケガをしない工夫
これらについて、実際どのような感じで生活をしているか、14歳のトイプーさんを例に解説します。
快適な寝床
老犬になったら今まで以上に寝ている時間が長くなります。
1日の大半を寝て過ごしているため、犬にとって快適かどうかがかなり重要です。
トイプーさんは飼い主の匂いがついたものが大好きで、一番安心できるようです。
なので、普段飼い主が使用しているタオルケットの上や、ソファで寝ています。
トイプーさん本人のベッドもありまして、ふかふかのクッションなのですが、そちらもお気に入りです。
硬いマットなどはあまり好きではありませんし、ほとんど寝ているので床擦れが出来てしまうので使っていません。
家具の配置
前述の通り、トイプーさんは全盲です。
なので普段のトイプーさんの行動範囲内の家具の模様替えはしません。
目が見えなくなっても、すぐに物の場所を覚えました!
犬って本当に賢い・・・(感動)
今の家具の配置はほぼ完璧に覚えていて、上手によけて歩いています。
ちなみにソファにジャンプして上がれますが、降りることができないのでスロープを置いています。
それもうまく使って降りていますよ♪
トイレの場所
元々おしっこはペットシーツ、ウンチは隠れてしています(笑)
歳を取って、10回中2回くらい失敗することがあるのですが、だいたい成功!
おしっこの時は、ペットシーツの前に立って、人にサポートしてもらうのを待っています(笑)
そういうところもカワイイ♪
基本的に、くつろぐ場所では排せつをしません。
ケガをしない工夫
ケガを防ぐには、家具の配置にも気を配ることが大事ですが、頭や顔を打ったりしたときにケガをしないように工夫することも大事です。
ぶつかりそうな家具の側面に、クッションのようなものを貼りつけます。
そして、テーブルの脚に発泡スチロールのカバーをして、こちらも衝撃を緩和します。
どれも100均で売っているものでOKですよ♪
段差はなるべくつけないように、全体的にフラットにしています。
床はクッションフロアにして、足腰や、肉球への負担も軽減しています。
まとめ
若い頃からあまりアクティブではなかったトイプーさん。
歳をとってますます動かなくなりました。
なので行動範囲はとても狭いです。
限られた行動範囲をトイプーさんにとって快適な場所にして、可能な限り今のまま長生きしてもらいたいです☆
今回ご紹介したことが、老犬を飼っている飼い主さん向けに少しでも参考になればと思います。