犬をどこで買う?そのとき注意するべきポイント。
犬を飼う覚悟が出来た方!
どこで犬を探す予定ですか?
ブリーダー?
愛護センターや保護施設?
やっぱりペットショップが多いですかね…。
犬を探す時ってどういう基準でしょうか?
犬を探す時の判断基準
犬を買える場所。
●ペットショップ●
一番気軽に行ける。ショッピングモールやホームセンター内に常設
●ブリーダー●
ネットで検索したら出てくる。
または知り合い経由もアリ。
●愛護センターや保護施設●
各自治体だったり、任意の場所にある
●知り合いの人の犬が子犬を生んだ●
知り合いだと信頼できそうですね。
こんな感じですかね?
現在の日本では、ペットショップで動物を買う場合、その動物たちがどんな生い立ちなのか、背景を知ることはできません。
どこで買うのにも共通している判断基準として1つ、お伝えします。
それは「不審な点があったら絶対買わない」ことです。
これについて深掘りします。
犬を管理している人たちに注目!
犬や猫、その他の動物を買うと言っても結局、”それらを管理している人間たちがどうか”という点にすごく注目してほしいです。
買うかどうかを決める具体的な基準は以下の通りです。
1.適正な温度や湿度か
2.動物がリラックスしているか
3.動物が同じ行動を何度も繰り返してないか
4.飼い方や健康状態の説明がしっかりされるか
5.契約書の内容は適切か
6.スタッフは動物の取り扱いが丁寧か(目が行き届いているか)
7.母親や子犬たちが置かれている環境を見ることができたか
ペットショップだと7番の項目は実現できませんが…。
私は個人的に6番について、ペットショップでいつもスタッフにイライラします。
今まで見てきたペットショップで、ウンチやオシッコをすぐに掃除して清潔を保っている店を見たことありません(断言)。
ありえないくらい放置してます。
何度かスタッフに掃除するよう言ったこともあります(笑)
だから申し訳ないけどペットショップの店員は、本当の動物好きではないとすら思っています。
(これを読んでくださっている方で、もしペットショップの店員の方がいたら申し訳ありません)
とにかく犬を管理している人間が、「いかにもビジネス」「全員がただの店員」みたいなところでは買ってほしくないです。
可能であれば、買う前にうざいくらいに気になることを確認してほしいですね。
そのギモン1つ1つを丁寧に答えてくれるところが、ちゃんと動物のことを考えている証拠になると思っています。
日本の流通システムにも問題がある
ちなみに日本の犬や猫の流通システムはこんなふうになっています。
繁殖業者
↓
オークション
↓
ペットショップ
↓
消費者
ペットショップで買う場合、もし子犬子猫に先天性・遺伝性疾患があったとしても、繁殖業者(ブリーダー)には連絡はいきません。
しかもブリーダーから消費者に行くまで、少なくとも3回の移動や環境変化があります。
ちっちゃい子たちにとっては大きなストレスです(泣)
いろいろ書いているとかわいそうとしか思えない環境で売られているわけです…。
今の日本の制度上、大量繁殖→売るという構図はまだこれからも続くんでしょうけど。
もちろん、中には犬や猫のことをちゃんと考えて繁殖・飼育をされている業者もたくさんあります!
だからみなさんの鋭い感覚で、ブリーダーやペットショップを選んでほしいのです。
まとめ
もし、ブリーダーから直接買う機会があるなら、それこそしっかり環境や飼育状況を観察して、質問してくださいね!
ブリーダーに関してはたびたびニュースに出てくる「劣悪な環境」で飼育している悪質な業者がたくさんいます!
自分の目で確かめられるならそれに越したことはないですね。
まぁ、劣悪すぎる業者は一般の消費者を招き入れないでしょうけどね…。
しかしそこで1つ判断が生まれますよね。
「見せてくれないとはどういうことだ?」と。
これから家族になる子がどんな生い立ちでどんな環境で飼育されているのか、ご自分の目でしっかり確認しましょう!
あ。お金を出して買うのも良いのですが、愛護センターや保護団体にもたくさんの犬や猫がいます。
そちらもぜひチェックして、運命の子を見つけてくださいね♪