感情をコントロールして振り回されずに生きるには
イライラしたり、クヨクヨしたり、モヤモヤしたり・・・
現代人の多くは、日常生活を送っていると、それだけでさまざまな「感情」がわき上がってきて、心が乱れてしまいます。
なぜ心が乱れる感情がでてくるのでしょうね?
それを内観して、自己解決できれば問題ありません。
しかし多くの人はその感情を外側に向けていませんか?
それにより、感情がコントロールできずに振り回されるという負の連鎖・・・。
今回は感情をコントロールするためのコツをお伝えします。
①言葉を勉強すること。
感情のコントロールが苦手な人の特徴に、
「感情を言葉で整理することが出来ない」というものがあります。
感情に形を与えたものが言葉です。
それを誰かに伝えたり、または日記などに書いたりすることで感情は外に出るのです。
感情を言葉にする能力がないと、感情は態度に表れたり、表情に表れたり、
または語気に表れたり。
『非言語』のところで感情が出てしまうのです。
この『非言語』のところがまさに他人に印象を与えます。
だから、感情を言葉にできる能力がないと他人に悪い印象を与えてしまうのです。
「話している内容」より「話し方」に問題があることはよく聞きますよね。
性格は非言語に出るものなので、たくさんの言葉を学べば性格は穏やかになります。
自分の気持ちを言葉にしたものと、非言語の部分に気を付けながら人とコミュニケーションをとっていきましょう。
②人間関係を整理すること。
感情のコントロールが苦手な人の特徴に、
「不要な人間関係が多すぎる」というものがあります。
人が抱えるストレスの中で大半を占めるのが人間関係でのストレスです。
人間関係が多ければ多いほどストレスは大きくなり、感情がコントロール出来なくなってしまうということです。
人が生きていく上で人間関係はとても大事なものですが、多すぎる人間関係は身を滅ぼすものになってしまいます。
適度な人間関係と適度な自分の時間のバランスを取ることは、感情のバランスを取ることと同じです。
不要な人間関係は整理して最適化を図ること。
そうすることによって感情をコントロールできる余裕が生まれてきます。
私も、勤めていた会社を辞めてからかなり人間関係を整理しました。
それまで密に関わっていたコミュニティからも少し距離を置いています。
これは、「誰かが悪い」とかいうことではありません。
単純に住む世界が違うだけです。
現在の私は、自分が納得いく人生を送るために模索している最中なのですが、それに刺激をくれる人のみと付き合っています。
たくさんの「気付き」をくれる人たちのおかげで毎日ちょっとずつ進んでいます。
私の場合は、あまり整理した意識はなく、住む世界が違う人とは自然と離れていったという感じでした。
おかげでスッキリです!
③相手への期待をすべて捨てること。
感情のコントロールが苦手な人の特徴に、
「相手への過度な期待」というものがあります。
どんな人間関係にもあることですが、「相手にこうなってほしい」「相手からこうされたくない」と思うことがありますよね。
それは「相手が変わってくれないといずれ自分が被害を受けるかも」という自己防衛からの思いだそうです。
例えばですが、「夫が家事をしないからしてほしい」という思いは「家事をしてくれないとどんなときでも私がしなきゃいけないじゃない」「それって不平等!」という感情が隠れているということです。
「~してほしい」も「~しないでほしい」も両方同じ、相手への期待です。
それをすべて捨てたら100%人間関係はうまくいくそうです。
人に期待しなかったら負の感情は出てきませんからね。
コントロールも何もありません。
まとめ
どういう人間関係でも感情のコントロールは必要です。
私の経験から思うに、感情のコントロールができずに人に振り回される人というのは、「自分軸」がない人のように思います。
なにか目的を持って生きていて、自分のことで精一杯の人の集まりってネガティブワードが出てこないんですよね。
そしてそれぞれが良い意味で他人に興味がない。
他人に余計な感情を抱かない分、感情のコントロールも上手だと思います。
普段から人に振り回されていると感じているかた、今回お伝えした中のどれか1つでも実践してみてください。