犬を飼うデメリット(あえて言います)

犬が大好きだからこそ伝えたい「犬を飼うデメリット」。

先日私は以下のツイートをしました。

具体例でどんな感じかお伝えしますね。

【例1】トイプードル(現在14歳)

●数年前、膵炎になり1週間ほど毎日点滴をした結果、肝臓を悪くして服薬中。
●最近は梅雨で気圧の変化が激しいためか、下痢の日が多い。
●気管虚脱
●白内障

この子は元々おとなしめの性格なので、若い頃からあまり吠えたりしません。

ですが、歳をとってからは、自分の中で「ゴハンスイッチ」が入ったら、もらえるまで鳴きやみません。

それが深夜早朝かまわずです。

ちなみに朝4時半から騒ぎだすときもあります(笑)

下痢をしたときは処理が大変です。

床の掃除、お尻も拭いて清潔にしてあげなければなりません。

白内障で、全盲です。

プードルは白内障になりやすいと獣医さんに言われました。

しかし見えないなりに上手に歩いていますよ。

でも、家具の位置を覚えているので、部屋の模様替えはしないでやってと言われています。

それでなくても鼻や頭をぶつけてしまいますからね。

最近は気管虚脱も進行して、頻繁に咳きこんでいます・・・。

体調が悪い日が続くとかわいそうで、どうにかならないものかと日々いろんなことを調べて、よさそうなことを実践しています。

あまり薬づけにするのは避けたいので。

【例2】雑種(享年推定13歳)

●心臓病
●夜鳴き
●徘徊

この子は元迷い犬です。

保護したときは推定1歳。

7、8歳のころだったかな?

心臓病になり、毎月2回通院していました。

外飼いだったけど体が弱ってからは、室内で飼っていました。

毎日の夜鳴きと、家の中を徘徊してまわるのには手を焼きましたね~。(笑)

【例3】チワワ(享年13歳)

●老衰

この子は特に大きな病気はなかったです。

老衰で亡くなりましたが、最後の半年はバタバタ弱りました。

犬の半年間は人間でいうと2歳くらい歳をとるので、急に弱るのは理解できます。

最後まで自力でなんでもできる子でしたが、排泄だけはトイレで出来なくなったので、処理が大変でした。

自分で踏んであちこち汚してしまうこともあったので。

ずっと健康で何もないのは奇跡

私が実際見てきた子たちは、幸いなことに生まれつき、とか若い頃から病気だった子はいません。

しかし先天性の疾患を持って生まれてくる子や、1歳や2歳と若くして病気になる子もたくさんいます。

生まれつき病気を持っている子を飼おうと思われる方は少ないかもしれませんね。

では飼った後に病気になったらどうでしょう?

治るならいいです。

しかし一生付き合わなければならない病気や、治っても再発する可能性もあります。

そう!!

ずっとずっとず~っと何もなく健康で一生を終えるってほとんどないと言っていいくらい奇跡なんです。

病気にならないように飼い主さんが我が子同様、気にかけなければいけませんよ。

金銭面も大変

動物を飼うって本当に大変なんです。

動物は本能的に痛みを隠すので、内臓疾患は気付いた時には手遅れっていうことも多いですしね・・・。

今は、ペットの数が子供の数を超えた時代ですが、このコロナでさらにペット需要が増えました。

子犬、子猫はかわいすぎて衝動的に欲しくなる気持ちはわかります。

私もペットショップで子犬を見るたびに、欲しくなりますから。

でも、想像以上にお金はかかるし手がかかります。

犬1頭だと毎月平均で11,000円と言われています。

年間132,000円。

私は少ないと思いましたね。

ちょっと何かあったら病院代がかかりますし、もし病気予防のために東洋医学系のことを取り入れると、格段に値段は上がります。

まとめ(覚悟があればデメリットではない)

犬や猫を飼うには、時間、労力(犬はしつけなければならない)、お金がたくさんかかります。

「ちょっと飼ってみようかな~」ぐらいの気持ちでは飼えません。

とっても大変です!!

自分の犬や猫がずっと元気で長生きするのは誰もが望むことですが、飼い主さんはずっと元気でいるための努力をし続けなければなりません。

今回、あえて「デメリット」と言いましたが、先天性疾患があっても病気になっても、大切に育てている飼い主さんがほとんどだと思います。

それを「デメリット」だと思って面倒を見てないと思います。

それはしっかり覚悟が出来ている飼い主さんだからです。

病気も含めて「うちの子」ですからね。

みなさんも、これから犬や猫を飼おうと思っているとしたら「覚悟」を持って飼ってくださいね。

よろしくお願いします。

Comments

Comments are closed.