犬は子供が苦手?犬と子供が仲良くするためにやるべきこと。
無邪気な子供はかわいいのですが、犬がいる前で以下のようなことをやってしまっていませんか?
はしゃぎまくる。
しつこく追い掛け回す、触る。
突然甲高い声を出す。
突然大声を出す。
先のことが読めず、犬が嫌いな行動をしてしまいがちな子供には、ルールを教えてあげましょう。
大人でも、犬への接し方には注意が必要です。
「真正面から近づかない」
「上から覆いかぶさらない」
など。
具体的に子供にどんなことを教えるかを解説します。
子供に犬との付き合い方を教えよう
危険な状況
遊んでいるときや食事のとき、寝ているときに邪魔をされると犬は反射的に威嚇をすることがあります。
犬が何かをしているときは、突然手を出さないように教えましょう。
また、よその犬はどんな行動をするか予測ができません。
いきなり近づかないように、徹底して教えてください。
犬にとってタブーな行動
頭をなでようと、上から手を伸ばしたりしつこく触ろうとしたり、大声で騒いだり。。。
これらは全部犬にとってストレスです。
「犬の前では静かに、優しくね」と教えてあげましょう。
犬にあいさつをしてみよう
子供は(大人も?)犬の真正面から近寄ってなでたがるものですね。
しかしこれは犬の敵意や恐怖心をあおることになるので、絶対にやめるようにまず教えてください。
そして以下の3ステップでごあいさつを♪
1.犬の横に並ぶ。
→必ず大人がついている状態で実践してください。子供は犬と隣り合わせでしゃがみます。
2.手の甲をゆっくり出し、ニオイを嗅がせる。
→犬に敵意のないことをアピールします。
3.胸からなでる。
→大丈夫そうだったら、あまり抵抗のない胸からなでます。そのあと背中がいいですね。そして頭、といった順番でなでます。
一緒に散歩に行ってみよう
子供と一緒に散歩に行くと、リードを持ちたがる子がいますよね。
そのときのために、ハーネスに2本リードをつけます。
そのうち1本を子供に持たせましょう。
子供だけにリードを持たせないでくださいね。
危険ですし、引っ張ったりすると犬のストレスになります。
しつけに参加させてみよう
犬と子供、お互いが慣れてきたら、子供にしつけをさせてみましょう。
ここで子供のしつこさが役に立ちます(笑)
何度も同じことを繰り返すことにより、犬も覚えますし信頼関係も生まれます。
おやつをあげたり褒めたりすることも子供にさせましょう。
まとめ
子供は犬に興味があるがゆえに、近づきます。
犬にとってどんなことがイヤなのか、ストレスなのかを大人がしっかり教えてあげましょうね。
うちの子だったら突然噛んだりすることはあまりないでしょうが、よその子は本当に危険です。
トラブルに発展してお互い嫌な思いをしないよう、まずは「犬は基本的に危険である」と教えていたほうがいいと思います。
よく「子供のころ犬に追い掛け回されたのがトラウマになってる」という人、いますよね?(笑)
そのせいで大人になっても犬嫌い、ということになってしまいます。
犬と仲良くなれるチャンスがある子供には、できるだけ犬のことを好きにさせたいものです。
そこから命の大切さなども学ぶのだと思います。