犬が食べてもOKな果物【さくらんぼ・キウイフルーツ・スイカ・梨・柿 編】

今回で3回目、食べてもOKな果物を詳しくご紹介します。

今回も5つ!全部で15種類のご紹介になります。

過去3回の関連記事はこちら↓ ↓ ↓

【参考にしてね】犬に果物をあげても大丈夫?人が食べてると欲しがるんだけど・・・

犬が食べてもOKな果物【みかん・バナナ・りんご・桃・パイナップル編】

犬が食べてもOKな果物【いちご・オレンジ・レモン・グレープフルーツ・マンゴー編】

今日で最後、OKな果物5つ、詳しく解説していきます!

・・・その前に大前提!!

果物を与える前の注意点!

現在病気持ちであったり(薬を飲んでいたり)、食事制限がある犬にはお医者さんに要相談です。

果物それぞれに含まれている成分と薬が合わなかったりしますからね。

あげても大丈夫か事前チェックは必要です。

それと、初めて与えるものは必ず少量からためしてください。

万が一アレルギーが起こったらいけませんので・・・。


では個別解説にまいります(^^)/

さくらんぼ

さくらんぼの実の部分は食べても問題ありません。

ただ、注意点があります。

柄と種は食べさせないようにしてください。

柄はのどに引っかかって消化不良を起こします。

種はシアン化合物という有害物質が含まれていますので、体調不良になります。

さくらんぼは他の果物と比べて小さいので、丸呑みしてしまわないように、与えるときは必ず飼い主さんが見ているところでお願いします。

キウイフルーツ

キウイフルーツには、「アクチニジン」というプロテアーゼと呼ばれる酵素の一種が豊富に含まれています。

これはたんぱく質の分解を促す酵素ですので、消化を助ける役割になります。

そのほかにも食物繊維やカリウム、ビタミン類など栄養素がたくさん!

ただし糖度が高いので与えすぎに注意して、喉に詰まらせないよう小さくカットしてあげてください。

スイカ

90%以上が水分と言われているスイカですので、熱中症予防などに与えるといいです。

また、糖分・カリウム・カルシウム・マグネシウムなどミネラルも豊富に含まれているので、スポーツドリンクと同じような効果が得られるとも考えられています。

こちらも皮と種には注意して、適量をあげてください。

糖度が高いのでカロリーオーバーにならないようにしましょう。

90%が水分の梨は、水分補給に最適な果物です。

クエン酸やビタミンのほか、疲労回復や被毛・皮膚の健康を保つ効果のあるアスパラギン酸が含まれています。

梨には犬にとって危険な成分が含まれないため、安心して与えることができます。

もし皮ごと与える時はしっかり洗って、種を取って小さくカットしてあげてくださいね。

柿にはビタミンCを多く含むほか、アルギニンという必須アミノ酸も含まれています。

この必須アミノ酸は犬の体内でアンモニアなどの老廃物を解毒するために重要な栄養素です。

特に子犬の成長期にも必要なアミノ酸と言われています。

糖分が多いので、食べすぎに注意して適量をあげましょう。

いかがでしたか?

全15種類!

全部に共通することとして、「与えすぎに注意」ということですね。

頻度も量も少なめに・・・。

たまに食べると「嬉しい!」「特別なご褒美だ!」と思わせるくらいがちょうどいい与え方です。

では次回は「NGな果物」の解説をいたしま~す(^^)