【NG】犬に与えてはいけない果物4選(命の危険アリ)
今回は犬に与えてはいけない果物のご紹介です。
正直、与えても良い果物よりもこちらのほうが大事です。
代表的なものは4つ!数が少ないので是非覚えてくださいね。
過去記事はこちら↓ ↓ ↓
【参考にしてね】犬に果物をあげても大丈夫?人が食べてると欲しがるんだけど・・・
犬が食べてもOKな果物【みかん・バナナ・りんご・桃・パイナップル編】
犬が食べてもOKな果物【いちご・オレンジ・レモン・グレープフルーツ・マンゴー編】
犬が食べてもOKな果物【さくらんぼ・キウイフルーツ・スイカ・梨・柿 編】
なぜ犬に与えてはいけないのか?
人と違い、犬の体には合わない成分があります。
少量でも体の中に入ると、中毒を起こしたり、最悪の場合命を落としたり・・・
ということもあり得ます。
中毒症状と言うと、下痢、嘔吐、呼吸がおかしい、あからさまに元気がない、ぐったりしている、便秘、水を異常に飲む(もしくは全く飲まない)など・・・
とにかく ”いつもと違う” ということですね。
ゴミ箱に入っている皮や種などをあさって食べてしまったり、という事故も防がないといけません。
犬がゴミ箱に頭を突っ込まないようにしてくださいね。
ぶどう
犬がぶどうを食べると中毒症状を起こします。
その理由は解明されていないようです。
ぶどうのどの成分が犬に有害なのかわからないのですが、中毒症状を起こすことは確かなので、絶対にあげないでくださいね。
また、ぶどうの成分が凝縮されたレーズンはもっと危険です!
万が一犬がぶどうを食べた場合、食べてから数時間後(2~3時間後)に以下の症状があらわれます。
- 嘔吐
- 下痢
- 大量に水を飲む
- おしっこの回数・量が増える
- おしっこが出なくなる
- 背中を丸める(腎臓の痛みによる)
- ぐったりする
ひどくなれば腎不全もありえます。
マスカット
マスカットもぶどうと同じです。
食べるとぶどうと同じように中毒症状を起こします。
1粒だから大丈夫、とかいうことはありません。
ぶどう関連のものを食べさせてしまった場合(ジュースやゼリーなども含む)、なにも症状がなくても数日間は様子を見ていてください。
いちじく
いちじくには犬が中毒症状を起こす「ソラレン」と「フィシン」という成分が含まれています。
食べると下痢や嘔吐の症状が出たり、口の中が荒れてよだれが大量に出たりします。
また、いちじくに含まれる「ラテックス」という成分も犬にとって有毒です。
この成分に触れるとじんましん、アナフィラキシーショックなどアレルギー症状を引き起こす可能性があります。
アボカド
アボカドに含まれる「ペルシン」という成分が犬にとって有害だと言われています。
犬がアボカドを食べると下痢・嘔吐、呼吸困難やけいれんなどを起こす可能性があります。
すぐに症状が出るわけではなく徐々にあらわれてくるため、食べたあと2,3日後に症状が出始めることもあります。
もし間違えてあげてしまった場合は、数日間は様子を見て、何かあればすぐに病院に連れて行ってくださいね。
ご紹介した4種類の中でもぶどう類は特に危険です。
とにかくあげないように徹底してほしいです。
それでも「ゴミ箱をあさって食べてしまった!」ということがあった場合、様子を見て少しでも異変があれば獣医師さんに診てもらってください。
「少量だから大丈夫」ということはありません。
犬の体は小さく、人が思っている以上に食べ物などの反応が出やすいです。
重篤になれば命の危険にもつながりますので、飼い主さんがしっかり管理してあげてくださいね。