陰と陽のバランスを大事に。心を楽にして生きやすくなろう。

2020年後半に入り、これからさらに時間の流れが速くなると言われています。

みなさん以下のような悩み、不安がありませんか?

「時間ばかり過ぎて、何も変化を感じられない自分」
「このままでいいのかわからないけど、どうしたらいいのか・・・」
「なぜだかわからないけど、漠然とした不安感がある」

こういった悩みがあるときは、体の中のバランスが崩れている可能性があります。

私も気分の浮き沈みが激しいので、よくわかります。

世間で言われている「前向きになろう」とか「常に良いことにフォーカスしよう」とかいう情報が多いと、陰気な気持ちになることが悪いことのように感じませんか?

しかし、この世の中で起こることって、善悪も、優劣もないんですよね。

むしろ陰と陽は両方なくてはならないものです。

人間自体、喜怒哀楽を感じるようにできているので、どの感情もあって当たり前なんです。

陰と陽それぞれの印象

一般的に、陰と陽の印象はどんなものでしょうか?

陰の気が強まりすぎた場合

頭の動きや行動自体がにぶり、心身ともに冷えて停滞してしまいます。

  • 優柔不断になる
  • 依存体質になる
  • 消極的で、人に言いたいことを言えなくなる
  • 落ち込みやすい
  • 過度な心配症になる
  • 些細なことで泣いてしまう
  • 冷え性、低血圧、貧血気味、寝起きが悪い

陽の気が強まりすぎた場合

体温が上がって頭に血がのぼり、イライラしがちになります。

  • 頑固で自己中心的になる
  • 協調性がなく和を乱しがちになる
  • イライラして、攻撃的になる
  • 言葉が強く、早口になる
  • 心拍数が高い、高血圧、のぼせやすい

どちらも、強まりすぎると周りに悪影響を及ぼしますね。

何より、そんな状態になっている本人が苦しいです。

なので、陰と陽のバランスを取り、「真ん中の状態でいる」ことを意識するのが大事になってきます。

ワンポイントアドバイス

私が実践して、ずいぶん心が楽になった方法をご紹介します。

それは「いつでも自分を俯瞰してみる」ということです。

自分の状態を常に第三者目線、客観的に見るということですね。

すごくイライラする!というときに、冷静に「なんで?」って考えるんです。

よく考えると「あぁ、昨日寝不足だったな」とか「あの案件の締切が近いのにアイデアが思い浮かばないからだな」とか、原因が出てくるんですよ~。

そうすると、根本を解決しよう!!と思うんです。

コレ、結構使えますよ!

「今の自分イヤなヤツだなぁ~」って冷静に分析出来たら笑えてきたりすることもあります(笑)

「考えても理由が見つからない」とか「意味もなくイライラするときもある!」ということもありますよね。

そんなときは、私はイライラの対象から離れるようにしています。

何に対してもイライラ、というときは出来るだけ何もしない。(笑)

あまり自分を追い込まずに、思うがままに動こうとする気持ちが大事です。

でなきゃバランスが保てません。

まとめ

私は会社員時代、好きでもない仕事をして、どうでもいい人間関係に悩まされてかなり疲れていました。

それから解放され、「絶対にイヤなことはしない!」と決めると人生が楽になりましたよ。

一見ワガママに思われるかもしれません。

しかし、「それらに耐える意味があるのか?」って考えたときにほとんど意味がないと思いました。

とはいえ、自由にしていてもストレスはありますし、陰気な気持ちに引っ張られることもあります。

それをできるだけ早く軌道修正することが可能になりました。

たぶん、いつでも自分自身にフォーカスしているからだと思います。

「陰」なできごとも「陽」なできごとも、すべて自分が引き寄せたもの。

そう思うようになったら、陰と陽のバランスを取りやすくなりました。

みなさんも、漠然とした不安や悩み、焦りを感じるときはいったん自分が置かれている環境を冷静に考えてみてください。

どれを排除したら「陽気な自分」もしくは「真ん中の自分」でいられるか・・・。

より良い選択をしていってくださいね。

「こうするべきだ」とか「これでいいんだ」っていう固執や決めつけをなるべくしないように、内観してください。

内観すると、自分のホントの気持ちが見えてきます。