犬の散歩にまつわるアレコレ。意外と知らないことが多い?

犬を飼っている方、毎日散歩に行っていますか?犬の散歩ってどういう意味があると思いますか?

犬の運動のため?
ウンチやオシッコをするため?
飼い主の気分転換?
犬の社会科見学?
犬のストレス解消のため?

どれも意味があるように思えますが・・・。

実は散歩をする一番の理由は、「犬の社会科見学」です。

犬の社会科見学って?

基本的に、犬は散歩で歩くだけでは運動したことになっていません。

走って初めて運動と言えます。

では犬は散歩でどんなことを勉強しているのでしょう?

散歩に行くと、家の中と違ってたくさんの刺激があります。

車の音
学校や公園での人の声
道端にある花や草
すれ違う人、犬のにおい

などなど・・・。

飼い主さんが「こういう世界があるんだよ♪」ということを教えてあげるのです。

犬は興味津々で探検家になった気分で散歩に行きますね♪

ではここで散歩する際に、ぜひ犬に教えてほしいしつけがあるのでお伝えします。

散歩のときに大事なしつけとは?

それは、「待て」です。

これさえ覚えさせていれば、大抵のトラブルは回避できると思います。

散歩中、思わぬハプニングがありますよね。

交差点で突然走り出しそうになった
他の犬を見て興奮して走り出そうとした
人に飛びつきそうになった
道路に落ちている物を見て、取りに行こうとした
飼い主が人と立ち話をしている時に動き回る

これ、全部「待て」で解決できるんですよね。

よくゴハンのときに、かなり長く「待て」をさせて食べさせるまで時間をかけている人がいますが、あれは正直あまり意味がありません。

それよりも上記のような場面で「待て」がしっかりできるようにトレーニングしましょう。

ちなみにゴハンで待てが長くできるからと言って他の場面でも同じようには出来ませんので(笑)

「待て」は言葉とジェスチャー両方で覚えさせるのがいいですね。

例えば人と立ち話をしている間、「待て」をさせたいときに手の動きだけでもできるようにトレーニングすれば、いちいち会話の途中に「待て」と言わなくてすみます。

愛犬を守るためのコマンドとして、ぜひ「待て」を教えてくださいね。

散歩=運動ではない

冒頭にもお伝えしましたが、犬は散歩で歩いても運動したことにはなりません。

犬が本来必要なのは、走ることです。

さらに必要なのは、犬は肩甲骨の上下運動をしないといけないということです。

肩甲骨を動かさないと、骨格が曲がったり犬にとっての正しい姿勢を維持できないとされています。

でも、現代の私たちの環境だとアスファルトの上を歩いたり、家の中でフローリングの上を走ったりするだけになりますよね。

理想は「山をかけ登ること」なんですが、なかなか山に行くこともできません。

なので、ちょっとした登ったり下りたりできる造りになっているドッグランがおすすめです。

そういう場所もない場合は、定期的に犬の整体師さんなんかに見てもらってたほうがいいですよ。

健康そうに見えても、ほとんどの犬は骨格が曲がっているそうですからね。

ちなみに階段の上り下りは、肩甲骨の運動にはならないそうです。

まとめ

散歩で運動させてると思ってたかた、多いのではないでしょうか?

運動してるのは飼い主さんだけってことになりますね(; ・`д・´)

今回は「散歩は犬の社会科見学である」ということをお伝えしました。

いろいろな刺激に慣れさせて外の世界を知って、どんな環境でも落ち着いていられるように育てていきましょう♪

散歩が大嫌い、臆病すぎて歩けない、という子は無理に連れ出さないようにしてください。

ちょっとずつ、ほんとにちょっとずつ慣れさせましょう。

最初は玄関先に出てみるだけ、とか。

愛犬の性格や状況に合わせて、様子を見ながら「探検家」に昇格させていきましょう。

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